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ワインの「サブスクリプション」ってなんですか?
ワインの定期便のことだよ。毎月おまかせでワインが届くんだ。
格安だったり、特典があったりしてとってもお得だよ♪
「サブスクリプション」略して「サブスク」。
最近よく聞きますよね。
サブスクリプションとは「定期購入」という意味で、毎月課金される定期サービスのことです。
ワインの場合、毎月同じ料金でおすすめのワインがちょっとお得に買えるサービスにが多く、「定期便」「頒布会」などと呼ばれています。
とてもお得なので、ぜひチェックしてみてください!
・ワインサブスクリプションの特徴メリット・デメリットがわかる
・ワインサブスクリプションの選び方がわかる
・お店側の裏事情もわかり、賢い利用方法がわかる
ワインのサブスクリプションって何?
「サブスクリプション」という言葉が流行り始めたのは最近ですが、ワインの定期便・頒布会っていうのはずーっと前からあるんですよ。
いろいろなワインサブスクリプションがあるので比較してみました。
ワインのサブスク9種類一覧!!
主なワインサブスクを安い順に一覧に並べました!
(各社、複数のコースがあるので一番手頃なものを掲載しています)
会社名 | サービス名 | 価格 | 本数 | 1本当たり | 特徴 |
エノテカ | エノテカ・ワインの頒布会 | ¥10,450 | 10 | ¥1,045 | おまかせ、ごちそう、季節のワインなどコースはさまざまに4種類もある。 |
ベルーナ | マイワインクラブ 世界ワイン紀行 | ¥3,498 | 3 | ¥1,166 | 各国の代表品種のワイン 。12月にはプラス1本。何が届くかあらかじめわかる |
カルディ | ワイン定期便 スタンダードコース | ¥3,520 | 2 | ¥1.760 | 各国のワイン。動画・レター付き。何が届くかあらかじめわかる。 |
ヴィノスやまざき | 蔵直ワイン定期便 | ¥3,630 | 2 | ¥1,815 | 各国のコスパの良いワイン。店頭で受取-300円、おまとめ割あり。 |
フィラディス | 月替り定期配送ワインコース | ¥5,500 | 3 | ¥1,833 | フィラディスの人気上位ワインからセレクト 6回目から5%OFF 次回のみわかる。 |
ワインショップソムリエ | ソムリエお試し定期便 | ¥3,850 | 2 | ¥1,925 | 泡・赤・白の3コースがあり、事前にワインがわかる。(¥4,500相当) |
サンティール | ワイン定期便 赤ワイン2本コース | ¥5,000 | 2 | ¥2,500 | ボルドー+フランスの赤ワイン2本。ボルドーは3,000〜4,000以上のワインが入っていることも! |
株式会社APERITE | Pocket Sommelier(ポケットソムリエ) | ¥3,300 | 1 | ¥3,300 | ワインのタイプ・風味など細かくリクエストできる。定期便なら10%OFF。価格は自由設定。 |
こんなにあると迷ってしまいますねー。
困ったら以下のポイントを参考にしてください!
サブスクを選ぶときのポイント4つ
1)値段で選ぶ
サブスクリプションは本数もコースもさまざま。表ではわかりやすいように1本当たりの価格を記載しました。いつも買っているワインの価格帯で選ぶのがおすすめ!自分で選ばないようなワインがお得に買えますよ!
2)ワインで選ぶ
定期便のワインの銘柄は、基本的にはおまかせで選べません。しかし、稀に「次回のワインは何か」を発表しているコースもあります。これなら安心ですね!次回のワインが気に入ったら申し込むというのもあり!その次のが好みでなかったら解約するのを忘れずに(解約のタイミング申し込み時にしっかり確認を!)
3)お店(ホームページ)の雰囲気で選ぶ
迷ったら各ホームページをぷらっと見てみましょう。昔ながらのホームページから、スマートでお洒落なホームページまでいろいろあります。「ここなんとなく良さそうだ」と思うページを選ぶのがポイント。すると、あなたと相性が良お店のことが多いんですよ。(そのホームページが、あなたの属性をターゲットとしてデザインし、合わせたサービスを提供していることが多いからです。「なんとなく」のフィーリング、意外と正しいのです)
4)ブランドで選ぶ
カルディのワインが好きなの!とか、やっぱりワインはエノテカよね、とか、お好きなお店があればそこを選ぶのが一番です!後にお話しますが、サブスクリプションを申し込むとお店と仲良くなれるからですよ!
では続いて、メリットとデメリットをご紹介します。
ワインサブスクのメリット
ワインのサブスクリプションを契約すると、毎月決まった日にワインが届きます。
どんなワインが届くか?は基本的におまかせ。何が届くかはわかりません。
コースによってワインの内容は異なりますが、入荷が少なく一般販売しないワインが入っていたり、お値段も普通に買うよりお買い得になっていることが多い、お得な商品になってますよ。
メリットまとめ
・自分で選ぶ手間が省ける
・買いに行く手間が省ける・送料無料(が多い)
・普通に買うよりお買い得
・何が届くかおたのしみのワクワク感が楽しめる
・限定のワインが買えることも!
・プレゼントやさらに割引があることも!
ワインのサブスクリプションはこんな人におすすめ
・自分では選ばないようなワインをいろいろ試してみたい方
・特にこういうワインが苦手、など選り好みなく多様なワインが楽しめる方
ワインサブスクのデメリット
・欲しい時に届かない
毎月一回決まった日に配送してくれるので、自分の欲しいときには届きません。
・何が届くかわからない
コースによっては、来月はこれ、とか公開しているところもありますが、基本的にはお任せで何が届くかはわかりません。好みのワインじゃないこともありえます。
・すぐに解約できないことも
コースによって異なりますが、一回申し込むと一定期間解約できないこともあります。申し込むときにしっかり確認しておきましょう。
ワインのサブスクリプションはこんな人には向かない
・ワインの好き嫌いがはっきりしている方
苦手なタイプのワインが届いたら残念ですよね。
コースによっては「白だけ」「赤だけ」など選べるのですが、味わいのタイプをえらべるのはあまりありません。
と、こんなワクワクなサブスクリプションですが、私はちょっと失敗したので(笑)お恥ずかしいですが体験談をお話ししますね。こうならないように参考にしてください。
ワインのサブスク失敗談
私が申し込んだあるサブスクリプションのお話です。
サービス名は伏せておきますが、ワインが毎月1本届くサブスクリプションで
月2,000円です。安いでしょ。
安いので、あまり考えずに申し込んでしまいました。
(※このサービスが悪いのではなく、よく確認しなかった私が悪いのです)
・なかなか届かない
申し込んだのを忘れるくらい、なかなか届きませんでした。
なぜかというと、それは毎月15日に発送されるサブスクリプションだったからです。
すぐ来るかと思っていたらちょうど締め日に間に合わなかったようで・・・6月上旬に頼んだのに届いたのは7月16日でした。
申し込み時に確認しない私が悪いだけなのですが・・サブスクリプションは発送される日が決まっているので、申し込むタイミングによってはすぐ来ないことがあります。
初回お届けがいつになるかは確認しておきましょう。
・全然お買い得じゃなかった
届いたワインはある国のカベルネ・ソーヴィニヨンでした。
飲んだことないワインなので楽しみです。
さて・・このワインのお値段はいくらなんでしょうか?気になりますよね。即ググります(笑)
そうしたら・・1,500円でした。2,000円で1,500円のワインが届くって、送料が600円だとしたら、100円お得なくらい?
あまりお得じゃないじゃん・・・・。
せっかくのサブスクリプションですが、1本じゃ送料のコストのほうがかかってしまうんですよね。
サブスクリプションは「送料無料のもの」または「2本以上まとめて」のものを選んだ方がコスパは良さそうです。
ワインのサブスクリプションの裏事情
ついでにお店側の裏話も暴露しちゃいましょう。
私事で恐縮ですが、ワインショップで働いていた時の話です。
そのお店もワイン定期便サービスを販売していました。
店舗の裏では「ワイン定期便を売れーーー!!!今月は何件なんだ!?売ってこい!!!」という怒号がとびかっていました(笑)
とにかく上の人たちは、ワイン定期便を売りたかったみたいなんですよね。
なぜでしょう?
サブスクリプションはお客様にとってもお得なサービスですが、お店にとってもメリットの大きい商品だったからです。
あ、決して暴利を貪っている、というわけではないですよ。(念のため)
お店側からすると、サブスクリプションという特性は
・毎月定期的に売り上げが上がる
・決まった商品が売れるので仕入れやすく、コストも下げられる
そして
・サブスクリプションを申し込んでくれたお客様は、お店のファンになりやすい
というメリットがあるんです。
サブスクリプションを申し込んでくれた、ということは、「これからも毎月そのお店からワインを買う」という約束をしてくれたと同じこと。
それってお店からするとすごいことなんですよね。
定期便に申し込んでもらえれば、また来月来てくれる約束ができただけでなく、お客様のお名前・連絡先もわかり、情報もお届けすることができるのでお店とお客様が蜜につながることができるんです。
定期便のお客様だけの特別なご案内もできたり、お店によっては、入荷本数の少ないレアワインを定期便のお客様にだけご案内したり・・なんてこともあったり。お互いにとってちょっと特別な存在になれるんですね。
気になるワインショップがあったら、サブスクリプションを申し込んでみてはいかがでしょう?
お店にとってちょっと特別なお客様になれますよ!
上手に使って新しいワイン・ショップとの出会いを楽しんでね!