ワインのポリフェノールは効果なし?健康に良い飲み方とは?

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ワインはポリフェノールが入ってるから体にいいんですよね?

キジトラ
キジトラ

よくそう言われるけど、結局はお酒だから気をつけてね?

ワインは体に良いってよく言いますよね。本当かな?

健康にいい!と言っている実験結果もたくさんあるけど、「あれは間違いだった!」という人もいたりして何が正しいのかわからなくなりますね。

このページにたどり着いてくださった皆さんには、本当にところどうなのか?と私が実践している、「体に良い効果的なワインの飲み方」をお伝えしておきたいと思います。

ワインのポリフェノールは健康にいい?効果なし?

ワインは体にいいと言われたり、効果がないと言われたり、どっちなんでしょうね?

私としては「ワインは体に良い」ということにして欲しいのですが(笑)
体にいい説を推したいところですが、残念ながらちょっと難しいかもしれません。

「人間が長期間、ワインでポリフェノールを摂ったらどうなるか」を飲んでいない人と正しく比較検証するのは不可能なので、正確なところはわからない、というのが結論です。

ではなぜ、こんなに「ワインは体に良い」と言われてきたのか?反対する人の意見は正しいのか?
詳しくお話していきますね。

ワインが健康に良いと言われる理由

ワインが体に良いと言われるようになったのは1990年頃のこと。
フレンチ・パラドックス」って聞いたことあるのではないでしょうか。

脂ばっかり摂ってると体に悪そうですよね。
その因果関係について「飽和脂肪酸を多く摂取していると、冠状動脈性心疾患で亡くなる方が多い」という説がありました。
→ざっくりいうと、「コレステロールの高い食事をしてると、血管詰まって死ぬ人が多い」という話です。
まぁそりゃそうだろうなと思いますよね。

でも、なぜかフランス人はこれにあてはまらなかったのです。

フランス人は肉とフライドポテトばっかり食べるわタバコは吸うわ、なのに(フランスの方ごめんなさい)血管詰まって死ぬ確率が、周りの地域と比べてフランスだけ低かったんです。

この現象を「フレンチ・パラドックス」と名付けられました。

画像はイメージです

フレンチパラドックスの原因について、1991年、フランスの医療研究博士のジョルジュ・ルノー氏がこのように発表しました。
「フランス人は抗酸化物質が豊富な赤ワインを1日1〜3杯飲むため」

これをアメリカのテレビで発表したので、赤ワインが健康にいいと世界中が注目しました。
(この後、フランスからアメリカへの赤ワインの輸出量が4倍になったとか・・)※1

この「抗酸化物質」というのはワインに含まれるポリフェノールのことです。

ポリフェノールというのは植物に含まれる「苦味や色素の成分」のことで、細胞を修復したり抗酸化作用があると言われ、健康に良いとされています。

※ポリフェノールだけではなく、ワインは他のお酒と比べてビタミン、ミネラルも含まれていたり、体内に入るとアルカリ性に働くことなどからもワインが体に良いと言われる理由として挙げられています。

内科・皮膚科医の友利新さんも、Youtubeでワインのポリフェノールに美肌効果を期待していると言っていましたよ。https://www.youtube.com/watch?v=PNNDVguiUAI&t=250s(4:10頃)

「期待している」って、効果を保証しない感じに言うのがミソですねー。

ワインが健康に良いのは嘘だと言われる理由

さて、反論はどうでしょうか?

その後、イタリアの有名な赤ワイン産地「キャンティ」地方で同様の実験が行われました。
本当に赤ワインを飲む人たちが健康なのかどうか、9年間調査したそうです。(9年てすごいですね)

しかし、病気にかかったり、亡くなったりする確率は他のエリアと同じという結果になりました。
そのため、「赤ワインと健康に因果関係はない」と発表されました。

どうなんでしょう・・・?

「ワインは健康効果がなかった!嘘だ!」と煽っている人はだいたいこの研究結果を引用していました。

さらに「ポリフェノールは摂取してもほとんど吸収されない」という説もあります。
しかし、吸収しない分も体内にあるだけで効果が期待できるという説もあります。(※2)

どっちなんだよと(笑)

ポリフェノールは種類が多く、体内でどのように作用するか全貌は解明されていない、というのが事実のようです。

現在では、人体におけるレスベラトロールの効果はよくわかっていない。

オレゴン州立大学 ライナス・ポーリング研究所 日本微量栄養素情報センター https://lpi.oregonstate.edu/jp/mic/%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E6%80%A7%E5%9B%A0%E5%AD%90/%E6%A4%8D%E7%89%A9%E6%80%A7%E5%8C%96%E5%90%88%E7%89%A9/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB

体に悪いという人は、どうしても体に悪いことにしたいみたいで、ポリフェノールの話から外れて「ワインには保存料の「二酸化硫黄」が入っているから体に悪い」という説も持ってくる人がいました。
それはまた別の話です。(保存料は、ワインに限った話ではなく体質的に合わない人がいるだけです。健康意識高い系の人は嫌がってますが・・・この辺はまたべつの機会に)

ワインは健康に良いのか?結論

私としては「ワインは体に良い」ことにしたいので、良い結果が出ている研究を推したいですが(笑)・・・残念ながらちょっと無理がありますね。

「10年間、ワインでポリフェノールを摂ったらどうなるか」をワインを飲んでいない人と正しく比較検証するのは不可能だからです。
他にどんなものを食べたか、どんな生活をしていたかで結果が変わってしまうので、人間相手に長期的に同じ条件で比較するのは無理ですよね。

効果があった!という実験も、効果がなかった!という実験もどちらも「一例」としか捉えることはできません。

ちょっと残念な結論になりますが、ワインが体に良いのか?悪いのかは体に良い成分は入っているみたいだが、飲んだ結果どうなるかは、状況・人によるといわざるを得ません。

キジトラ
キジトラ

医療効果の認められている「薬」だって人によって効いたり効かなかったりすることもありますもんね。

ましてやワインは食品なので、健康効果があるかどうかは難しいものです。
(食品に「効果がある」とかいうと薬機法に怒られるるYO!)

健康に良い効果的なワインの飲み方とは

このようにワインの成分そのものが体に良いかどうか?はいまいちはっきりしません。

ですが、「体に良い効果を出す飲み方」ははっきりわかっているんですよ。
それを伝授しますね。

ワインを飲んで得られる効果

勿体ぶってしまいましたが、ワインを飲んで確実に得られる効果、それは・・・
「美味しい」「楽しい」「嬉しい」です。

食事が美味しくなったり、食事に行くのが楽しみになったり、友人・恋人・家族との団欒の時間が作れること。うーん、プライスレス。

大好きな人との食事は本当に美味しくて楽しいものですよね。
笑顔で楽しみながら食事をいただくこと、これ以上に健康的な食事があるでしょうか!
(すいません、外国語の直訳ばかり見てたので、日本語がそれっぽくなってしまいました)

疲れている人、ストレスが溜まっている人には、1日の終わりにワインを飲む時間をとることでどれだけ癒されることでしょう。

知的好奇心旺盛な人は、知識欲を満たし、充足感を与えてくれます。
ワインをきっかけに交流が広がり、人生が豊かにすることもできます。

ワインを飲んで健康効果が得られるのはこんな人

上記の、「ワインを飲んで得られる効果」が体感できるのはどんな人でしょうか。

それは、ここを読んで、「うん、そうそう!」って思えた人です。

この効果が得られるのは、ワインが好きな人、楽しむことができる人だけです。
多分、私のこのブログをわざわざ見つけてくださるような方は、全員OKだと思います。

ワインが好きじゃない人、健康に良いなら仕方なく飲む人には良い効果は感じられません。

そんな方はわざわざワインを飲むとアルコールによる負担の方が大きくなりますから、ウェルチを飲んだ方がいいですよ!

ワインを飲んで得られる効果を上げる方法

私たちの体は、物凄い潜在能力を秘めているんですよ。(怪しいw)

信頼できるお医者様から、丁寧な診察を受けて処方された薬Aと
感じの悪いお医者様から、適当に処方された薬B

AとBは、全く同じものですが、Aの方が効果があるんです。

プラシーボ効果ってやつです。
私たちは「信じる力」ある意味「思い込みの力」で自分の体をコントロールすることができるんですよ。

だから、同じものを食べても、飲んでもどんな気分で誰といただくか、によって効果・効能が変わってくるんですよ。

最後に、私がお世話になったワインスクールの先生の名言をご紹介して締めとさせていただきます。

何を飲むか、より 誰と飲むか。

キジトラ
キジトラ

ワインは楽しく適量を!!!

参考サイト

※1)https://fr.wikipedia.org/wiki/Serge_Renaud
※2)https://www.osakagas.co.jp/company/efforts/rd/labo/no6_3.html

ワインの適量についてはこちらの記事もご覧ください。