※ 本記事のリンク先にはプロモーション広告が含まれています。
今日は白ワインを飲みたいんだけど、冷えたのが売ってないわ。どうしよう?
すぐに冷やす方法を教えてあげるよ!
コンビニやスーパーのワインって、冷えてるワイン少ないですよね。
飲みたいワインが冷えてない時、どうしますか?
諦めて冷えているのを買うしかない?
答え:好きなものを買って、ワインを急速に冷やせば良い
特別な道具を用意する必要もありません。
ぜひ以下の方法を試してください!
・買ったワインをすぐに冷やして飲むことができる
・ワインを冷やすのに何分かかるかわかるので準備がしやすい
・ワインクーラーの使い方がわかる
ワインを早く冷やす方法とは?
ワインを早く冷やす方法は3つあります。
1)ワインクーラーに入れる
2)冷凍庫に入れる
3)およびその複合型
それぞれのコツと注意点をまとめました。
※温度・時間について
当たり前なんですけど、今何度のワインを何度まで冷やすか?で時間は変わってきますよね。
前日から室温においていた赤ワインの温度が22度だったので、
このブログでは「22度のワインを10度に冷やす」時間を基準にしてみました。
10度は、ほどよく冷えている感じです。(野菜室くらい)
キンキンに冷やしたい場合(6度)は+4分長めにしてくださいね。
ワインクーラーで冷やす方法 時間:12分
・まず、ワインクーラーにワインを入れます。水はまだです。
・ワインの周りに氷を入れます。
・その後、ボトルの肩がひたるくらいまで水を足します。
氷水を入れたワインクーラーにボトルを入れておくと、1分で1度温度が下がると言われています。
実際に計測してみるとほぼそんな感じでした。一番オーソドックスな方法ですね。
このとき注意してほしいのが、氷水の量と順番です。
ワインの液面(ボトル肩上あたり)が浸かるまで氷水を入れたいのですが、先に氷を入れるとボトルが沈みませんし、先に水をたっぷり入れると、ボトルを入れたら溢れちゃったりします。(あるある)
なので、先にボトルを入れて、氷→水、の順番が安全ですよ!
ワインクーラーで冷やす時のポイント
もっと急いで冷やしたい時は○○
氷水に塩をとかすのも効果的です。
塩は、氷が溶けるのを早めてくれるので、氷水が零度以下になり、ワインがより早く冷やせます。
氷水だけだと、1分1度下がるのが、塩水を入れると40〜45秒くらいに早まりました。
ボトル内の温度差に注意!
このとき、ワインのボトル内では温度差が出ています。
氷水に触れている外側だけが冷えているんです。
ワインの中心部や上の方はまだぬるいまま。
ボトルだけ触ると冷えたように感じますが、注ぐとまだぬるい真ん中・上のワインが出てきますのでご注意ください。
できれば冷やしながらワインをぐるぐる回転させたり、ゆっくり上下を逆さにして瓶内でワインを循環させると均一に冷やせますよ。
ワインクーラーがない場合
ワインクーラーって簡単にいうけど、「そんなかっこいいものないよ」って方も多いと思います。
そんな時は、もうお鍋でもバケツでもOK!(笑)
ワインが肩まで浸かるように、ある程度高さがあればなおよいですね
ワインクーラーが見当たらなかったので、圧力鍋出してきました(笑)
さらに、この後に紹介する、「グラス分だけ冷やす方法」なら、鍋すらいりません!
氷が足りない場合
ワインを肩まで冷やすには、水も氷もけっこう使います。
冷凍庫にあんまり氷がないときもありますよね。そんなときは保冷剤も入れちゃってOKですよ。
でも、氷が全然足りなさそうなときはこの後に紹介する「冷凍庫で冷やす方法」か「およびその複合型」をお試しください。
ワインクーラーで冷やす場合のメリット
ワインを冷やすのは、氷水の入ったワインクーラーだろうというイメージがありますよね。
それは多分レストランやパーティ会場などで見たからではないでしょうか?
ワインクーラーには以下のようなメリットがあります。
見た目が良い
おしゃれなクーラーに氷が透けていたり、水滴が付いているのは涼しげでおしゃれですよね。
それだけでワインを飲む気分があがりますね!
何本も同時に冷やし、冷たいままキープできる
大きめのワインクーラーなら、複数のワインを同時にしっかり冷やすことができます。
また、ワインを注いだらクーラーに戻せば、長い間冷たい状態をキープすることができます。
でも、これがレストランやパーティ会場ならよいのですが、ご自宅で扱うときは以下のようなデメリットがあるのでご注意ください。
注意!ワインクーラーで冷やす場合のデメリット
こんな素敵なワインクーラーですが、こんなデメリットがあります。
ビチャビチャになるよ。
ボトルが水に濡れているので、注ぐたびにボトルの水滴を拭う必要があります。
何度もやってるとふきん(トーション、とかセルビエット、とか言います)はビッチャビチャ。
ワインを何度も出し入れするので、クーラーの周りも水がこぼれたり、クーラー自体が結露して水滴が滴ったりします。
タオルやマットは必ず敷いておきましょうね。
ラベルがダメになるよ。
しばらくボトルを水に浸していると、ワインのラベルがふやけます。
ラベルに傷がついたり、ワインによってはラベルがぺらっと剥がれおちることも。
(ラベル・ノリの材質によって異なります)
ラベルをとっておきたい貴重なワインのときは気をつけてくださいね。
そんなときはボトルをラップで包んでから、氷水に浸すとよいですよ。
ワインクーラーが難しい方は次の方法をどうぞ。
冷凍庫で冷やす方法 時間:12分
大きなバケツと氷水を用意するのはちょっと一手間ありますよね。
そんな時一番簡単なのは「冷蔵庫」ではなく「冷凍庫」に入れること。
冷凍庫も、氷水に入れるのと同様に1分で1度下げることができます。
冷凍庫でさらに早く冷やす方法
冷凍庫に入れるとき、ボトルをそのままではなく、「濡れぶきんに包んで冷凍庫に入れる」と早く冷やすことができますよ。お急ぎでしたら是非。
注意!冷凍庫で冷やす場合のデメリット
冷凍庫なら、ワインクーラーほどラベルを損傷する可能性は低いですが、冷凍庫の霜がつく可能性もあります。ワインクーラー同様、ラベルを保存しておきたいワインの場合はご注意くださいね。
また、冷凍庫は温度が上がりやすいという欠点があります。
温度を確認するために何度も開閉すると、冷凍庫自体の温度が上がって冷えにくくなるのでご注意ください。
そして、一番のデメリットは・・・
冷凍庫に入れたのを忘れて凍らせてしまうこと(笑)
冷凍庫に入れて、冷やしている間にビールでも飲もう・・・ってなると、話が盛り上がって、次は赤ワインを開けて楽しく盛り上がり、白ワインのことはすっかり忘れて・・・
ワインを凍らせてしまうと、爆発してしまうこともあるので本当に気をつけてくださいね。
ワインクーラーと冷凍庫両方使う方法 時間:5分
これは、ソムリエコンクールでの名回答を参考にした方法です。
こんな問題でした。
「お客様がオーダーされたシャンパンが冷えていません。どうしますか?」
普通、冷えている他の銘柄を勧めるか、冷えるまで待っていただくしかないですよね。
コンクールでの名回答は以下の通り
・乾杯の分だけデキャンタに移し、急いでワインクーラーで冷やして提供
(量が少ないのですぐに冷やせる)
・急いで冷やしたシャンパンを飲んでいただいている間に、うまくお話しをつなぎながらボトルをワインクーラーで急いで冷やす。
この問題は「これが正解!」っていうものはないんですが、(焦らずどう対応するかを採点するものなので)機転の効いたうまい方法ですよねー!さすが名ソムリエ!かっこいい!
これ、お家用に応用できますよ。
1〜2杯分なら、大きなワインクーラーを用意する必要もありません。
ボウルに氷水を張って、塩も入れて、コップに移したワインを冷やせばOKです。
これなら数分で十分冷えますよ!
1度で1分ならは12分かかる計算ですが、量が少ないので数分です。
(実験では、白ワイングラスに軽く一杯の量:50ccを22度から10度まで冷やすのに5分でした。)
飲みながら、残りのワインを冷凍庫に10分ほど入れておけば、2杯目を継ぎ足すころにはボトルが冷えてるって寸法です。
これで好きなワインをすぐに冷やして飲むことができますね^^
ワインを早く冷やすのに便利な道具
あと、「あれば便利」っていうグッズを少し紹介しておきますね。
冷凍庫でワインを冷やしても、そのままテーブルに出しっぱなしにしているとどんどん温度が上がります。かと言ってワインクーラーをおくほどでもない・・そんなときはこちら。
ル・クルーゼ(Le Creuset) アイスクーラースリーブ
冷やしたワインにこのカバーをかぶせておけば、冷たいままキープできます。
説明では常温のワインも冷やせます、とありますが・・そこまで冷やす力はないですね。
冷凍庫・冷蔵庫で冷やしたワインにかぶせて使うのがおすすめ。
ゆっくり飲んでも冷たいまま楽しめますよ^^
もう少しお手頃なロングセラー品もあります↓
バキュバン ラピッドアイス ワインクーラー
それと、ワインを直接冷やすにはやっぱりこのグラスが便利でした。
RIEDEL リーデルワイン グラス リーデル・オー
ガラスが薄いのですぐに冷えるし、足がないのでボウルに入れても邪魔になりません。
コップやデキャンタなど別の器に入れて代用も可能です。
でも温度があがり、香りも飛ぶし、なんと言っても洗い物が増えますね(汗)
リーデルオーなら飲むグラスでそのまま冷やせるのがすっごく便利です。
ひと工夫で好きなワインが飲めるよ!