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このワインは「ポケットソムリエ」のワインです。
毎月おまかせでワインが届く「ワインのサブスク」なんですよ。何が届くか毎月楽しみです。
今月は「ツヴァイゲルト ノイジードラーゼー2020」でした。オーストリアのワインです。珍しい!
ドイツ語なのでドイツワインぽいのかと思ってしまいましたが、イチゴのような果実味と、鉄分や細かなタンニンもしっかり感じられました。ピノ・ノワール+メルローみたいな感じです!
詳しく調べたのでご紹介しますね!
ツヴァイゲルト ノイジードラーゼーについて
「ツヴァイゲルト ノイジードラーゼー」は、オーストリア北部、ブルゲンラント州のノイジードラーゼーD.A.C.(※)のツヴァイゲルト種100%のワインです。(※ D.A.C.とはオーストリアのAOCみたいなもの)
すると「ツヴァイゲルト ノイジードラーゼー」という名前は「ブルゴーニュ ピノ・ノワール」みたいなもんですね。生産者名が知りたくなりますね。
生産者は「ハネス・レー」です。
生産者:ハネス・レー
生産者は「ハネス・レー」。ワイナリーはノイジードル湖東のアンダウ村にあります。
(ところでノイジードル+湖(see)で『ノイジードラーゼー』なんですねぇ)
・公式ホームページ
https://hannesreeh.at/en/
・輸入元のワイン紹介ページ
https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1002177
ハネス・レーは農家の4代目で、彼が継いでから自社で瓶詰めしたり、サステナブル農法に切り替えるなどしてオーストリアでも有名な赤ワインの生産者になったそうですよ。
葡萄品種:ツヴァイゲルト
葡萄品種はツヴァイゲルト100%です。
オーストリアのツヴァイゲルト博士が交配して作ったのでその名がつきました。
軽やかなブラウフレンキッシュ×ボディのあるサン・ローラン種の交配なので、なるほど両方の個性であるフルーティさと飲みごたえをしっかり引き継いでいるんですね。
日本でも北海道で多く栽培されています。北海道のはフルーティなイメージが強かったのですがオーストリアのツヴァイゲルトの方がタンニンがしっかり感じられるように思いました。
ポケットソムリエさんからのコメントはこんな感じ。
ブルーベリー、カシスの香りにシナモンやホワイトペッパーなどのスパイス感もあり、複雑さを醸し出しています。 上品な口当たりで、すーっと身体に染み込んでいきます。 ミートボールやチキンのトマト煮込みなど、トマト系のお料理と相性が良いです。
https://pocket-sommelier.com/
では、お味を詳しくご紹介しますね。
どんな味?テイスティングコメント
色:ややくすみのあるルビー。透き通っており、エッジはあざやかですが色合いは濃いめです。
脚も出ており意外とボリュームもありそう。
香り:フランボワーズ、ラズベリーのような甘い果実味が豊かで、やや青みがあり鉄分やミントの風味もありました。
味:口当たりはなめらかで程よいボリューム、細かな粉っぽいタンニンがしっかりしていて、余韻がとても香ばしいです。
ピノ・ノワールのようなラズベリー感が強いのに、タンニンがしっかり残り甘香ばしい後味。程よく飲みごたえがありました。
ツヴァイゲルトにおすすめの料理
「甘くて香ばしい」印象が強かったのでタレが合うだろうと思って「鶏レバーのしぐれ煮(生姜)」を合わせてみたら、悪くないけどいまひとつな感じでした。
そうしたら、ワイン仲間が素敵な提案をしてくれていたのでご紹介します!
・ウナギのチラシ寿司(酢飯は黒酢合わせ)
なるほどウナギなら脂もあって細かいタンニンに合うし、重たすぎない!
本鮪赤身の漬け握り
ピノ・ノワールにマグロを合わせるのは定番ですが、風味の強いオーストリアのツヴァイゲルトなら「漬け」が合うんですね!
次にツヴァイゲルト飲むとき試してみます!
ツヴァイゲルト ノイジードラーゼーの口コミ
このワインの口コミを探してみました。
オーストリアらしいジューシィさ
穏やかな酸と軽いタンニン
あれ、あまり口コミは見つかりませんでした……。
やっぱりレアなワインなのかも。もし飲んだらぜひ感想を聞かせてくださいね。
ツヴァイゲルト ノイジードラーゼー市場価格
ツヴァイゲルト ノイジードラーゼーの市場価格はこんな感じ。
¥2,500弱で買えそうな感じですね。送料がかかるので懇意のお店のまとめ買い時にぜひ♪
この記事は以下の資料を参考にしました。
・ヌーベルセレクション ホームページ ハネス・レー
https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1002177
書籍
・日本ソムリエ協会教本2022 P215 ノイジードラーゼD.A.C.
・ジャンシスロビンソン ワイン用葡萄ガイド P267 ツヴァイゲルト
・THE WORLD ATLAS OF WINE P267 ブルゲンラント
今月のワインの感想 まとめ
北海道で作られてるし、名前ドイツっぽいから……と、よく知らずにドイツ系ブドウだと思ってました。
今回ゆっくり飲んでみたら、果実味豊かながら、タンニンしっかりしていてとても魅力的なワインでした。しかしまだまだ掴みきれない!またいろいろ飲んでみよう♪
知らない産地の美味しいワインを教えてもらえて、また勉強になりました!
ポケットソムリエさんには、「ピノ・ノワールが好き」と伝えてあるので、ピノ・ノワールっぽい、なおかつコスパの高いワインをセレクトしてくださったんですね。
好みだけ伝えるとおすすめが届くワインのサブスク、とってもおすすめです!