「教養としてのワイン」書評レビュー 渡辺順子さんとは?有名ワインの逸話が満載!

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人気ワイン本「 世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン」を読みました!

有名・高級ワインがざっと45種類以上!!ワインの歴史・文化を学ぶ読み物として、とっても面白い!!

でも評判が悪いのはどうしてでしょうか・・・?詳しく解説します!

キジトラ
キジトラ

読むと高級ワインが飲みたくなるので、財布の紐に気をつけてね!



詳しくご紹介していきますね。

書籍「教養としてのワイン」とは?

「世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン」(以下「教養としてのワイン」)は2018年9月にダイヤモンド出版から発行された、P258のB6版の単行本(ソフトカバー)です。(¥1,760)

カバーには白い綺麗な花柄のエンボス加工がされていて手触りが良いですよ♪
ワインを飲みながら読むと赤く染まるので気をつけてくださいw

高級感のある装丁

「教養としてのワイン」の評価は?

「教養としてのワイン」は2018年、3年前に発行された本です。

重版7万部、今でもAmazonの売れ筋ランキングで今でも4位に入っている大人気ワイン本です。

中田敦彦さんがこの本の内容をYoutubeで話していました。
しかも3回に渡って!この影響も大きいのでしょうね!

Youtubeも面白かったですよー!

著者 渡辺順子さんとは誰?

渡辺順子さんってどんな方かな?と検索すると・・・Wikipediaの写真が間違ってるのでご注意ください(笑)(同姓同名のモデルさんの写真でした)

ニッポン放送のブログにご本人の画像がありました。とても綺麗な方です♪
放送時の話なども読めて興味深いので是非合わせてご覧ください。

https://www.1242.com/asanav/asanav_blog/20190329-165913/



渡辺順子さんは、超大手オークションハウスの「クリスティーズ ニューヨーク」のワイン部門で、アジア人初のワインスペシャリストとして9年勤められたそうですよ。やり手ですなぁ。

ニッポン放送のブログではこのように書いてありました。

「Christie’s」で9年間務め、
ワインに関わるいろんな人と出会い勉強し、
そこで、ワインがただの飲み物ではなく、
芸術の一部であり、歴史や文化と精通している
という新しい魅力に気づいた。
現在は、ワインを広める活動をしているとのこと。

https://www.1242.com/asanav/asanav_blog/20190329-165913/

ニューヨークで、レアな超高級ワインと、それを買い求める人たちに囲まれて9年も働いていたということですよね。すごいなー・・・!

並のソムリエ(=わたし)では出会えないワインばかりですよね・・。
本にはその知見が盛り沢山でしたよ!

「教養としてのワイン」の内容は?

「教養としてのワイン」の内容を少しご紹介しますね。

有名ワインの逸話が満載!

書籍内には、有名・高級な話ワインの逸話が満載でした。
ざっくり数えてみたんですけど、その数なんと45種類!以上

私はへっぽこソムリエですが、それでもワイン業界にいてけっこう時間が経ったので(年なだけ)、有名ワインのストーリーはだいたい耳にしたつもり・・・だったんですが、「この話は聞いたことなかった!」「ここまで詳しいのはすごい!」というのがたくさんありました!
ワインの読み物としてとっても楽しめますよ。

どんなワインが紹介されているのか、以下に一覧にしておきますね。
気になるワインはあるかな?

紹介ワイン一覧(ここをクリック)

1 ドンペリニョン
2 シャトー・ラフィット・ロートシルト
3 シャトー・マルゴー
4 シャトー・ラトゥール
5 シャトー・オー・ブリオン
6 シャトー・ムートン・ロートシルト
7 シャトー・ディケム
8 シャトー・シュバルブラン
9 シャトー・カノン
10 シャトー・ペトリュス
11 シャトー・ルパン
12 ボルドー・プリムール
13 ロマネ・コンティ
14 クロ・パラントゥー
15 モンラッシェ
16 コルトンシャルルマーニュ
17 オスピス・ド・ボーヌ
18 ボジョレー・ヌーヴォー
19 シャブリ
20 シャトーヌフデュパプ
21 エルミタージュ
22 アステロイド
23 オリビエ・クザン
24 シャトー・ミラヴァル
25 ウィスパリング・エンジェル
26 キャンティ
27 サッシカイア
28 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
29 アマローネ
30 フランチャコルタ
31 ウニコ
32 アイスワイン
33 ポートワイン
34 カリフォルニアワイン・パリの審判
35 スクリーミング・イーグル
36 ハーラン・エステート
37 コラヴァン
38 ルディの偽造ワイン
39 ロスヴァスコス
40 アルマヴィーヴァ
41 コノスル
42 ニュージーランド
43 オーストラリア グランジ
44 イエローテイル
45 中国ワイン アオユン
46 日本ワイン

このブログで紹介したワインにリンクを貼っておきました。

私が今までに紹介したのは5つだけでした!
あるだけすごい!?(笑)

「教養としてのワイン」の評判が悪い理由

でも、「教養としてのワイン」の口コミを調べていたら、けっこう悪い評価がありました
なぜでしょうか…?面白いのに。

理由はこちらのコメントに集約されているかと思います。

残念ながら無駄(話)が多い。およそ、他の本でも載っているような内容です。
本だけ読んで覚えたところで何の意味があるのか。ショミンが文字面の知識だけ覚えたところで役に立たないでしょう。著者の贅沢体験の披露の類。

https://amzn.to/3pX2e40

有名・高級ワインについては、他の本にもよく書いてあるのは事実ですね。

でも、ここまでたくさんまとめて、個人の経験を添えて話してくれる本はあまりないのではないかな?と思います。有名ワインのことをまとめて詳しく知りたい方には良い本だと思います。

でも、「本だけ読んで覚えたところで何の意味があるのか」というところは正直な感想かもしれません。
「教養としての」というタイトルが、煽り気味で悪いんだと思います(笑)

本当の「教養としてのワイン」とは

「教養」ってどういう意味でしょうか?
いろいろな定義がありますが、どうも知識・学問だけのことではないようです。

学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさ。

Oxford Languages の定義

学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また、その手段としての学問・芸術・宗教などの精神活動。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%95%99%E9%A4%8A/

ワインのことを「しっかり身につける」とか「理解する」ためには飲まなきゃいけない気がしますね。

そう、この本を読むと、「そんな素晴らしいワインならぜひ一度飲んでみたい」と思わされると思います。
しかし金額がとんでもない上、もう手に入らないものもあるので、「飲めなきゃ意味がない!!自慢かよ!!」と残念な気持ちになるのは無理もないかもしれませんね。

この本だけ読んで「このワインは・・・」と語り始めたらちょっと恥ずかしいですが、知識として「○○だそうですね、本で読んだだけですが。いつか飲んでみたいものです」と謙虚に情報として蓄えておきたいものですね。

それこそが「教養」(=心の豊かさ)ではないかなと私は考えます。

ワインですから、「飲めなきゃ意味がない」という考えをお持ちの方には受入れにくいかもしれませんが。

この本を読んで得られるのは、教養ではなく、高級・有名ワインの「知識・情報」と渡辺順子さんの「意見」のみです。(どんな本でもそうですが)

それを教養として活かしていくかは・・・・・あなた次第です♪

「教養としてのワイン」はこんな方におすすめ

・高級ワインに興味のある方・一度飲んでみたい方
高級ワインにはどんなワインがあるか、なぜ人気なのかがざっくり知れます。

・ワイン業界で働き始めた方
絶対一度は、お客様に「あなた○○って飲んだことある?」って聞かれるからです。
何それ知りませんとは言いづらいですよね(笑)

本で読んだだけですと言えたら、謙虚で勤勉で好感度超絶アップです。
うまくいったら「勉強のために飲んでおきたまえ!」なんて飲ませてもらえるかも!?

キジトラ
キジトラ

教養として・・・「歴史・文化を嗜む」心を養うってことですかね。

でも、たまにはいいワイン飲みたいですよね。
私もお仕事がんばろうっと。
(この記事を書きながらのんでいるワインはアルパカ・・・(¥550)おいしいよー)